家庭用脱毛器で埋没毛になるの?それとも治るの?
埋没毛(埋もれ毛)を気にする女性は多いと思います。
埋没毛は、皮膚の中で毛が成長してしまい、
黒いボツボツのような状態になってしまっていることです。
埋没毛はカミソリや毛抜きで処理する事は出来ず、
そのままにしておくと色素沈着を起こしたり、毛嚢炎を起こしたりします。
そんな埋没毛ですが、家庭用脱毛器が原因で起こってしまうと思っている人がいます。
確かに安くて性能の悪い家庭用脱毛器を使うと可能性はありますが、
実は家庭用脱毛器を使う事で埋没毛をケアすることが出来るのです。
そこで今回は家庭用脱毛器と埋没毛の関係について紹介していこうと思います。
なぜ埋没毛ができてしまうのか?
埋没毛が出来てしまう原因は、家庭用脱毛器ではなくムダ毛の自己処理です。
具体的には、
●カミソリ
●毛抜き
●脱毛ワックス
●脱毛テープ
などを使うと皮膚が傷つき、そこが固くなって角質化し毛穴を塞いでしまう事です。
これらのようなムダ毛処理グッズは、ムダ毛を綺麗に剃ったり、抜いたりは出来ますが、
その一方でお肌の表面を傷つけてしまっています。
お肌が傷つくとそこから細菌が入り、お肌を守ろうとバリア機能が働き、
角質化し、毛が表面に出てこられない現象が起きます。
特に皮膚が弱い人やワキやVラインのように皮膚が薄い部位は発生しやすくなります。
安くて性能が悪い家庭用脱毛器を使って埋没毛が出来てしまうこともある
現在多くの家庭用脱毛器が発売されていて、その種類も様々です。
中には脱毛器という名称ながらも実際はお肌の表面に出ている毛を焼いたり、
抜いたりする除毛器としての効果しかない物もあります。
そららの脱毛器は価格は安いのですが、
その分お肌も傷つけやすく埋没毛になる可能性もあります。
ですから家庭用脱毛器を使うならフラッシュ脱毛器かレーザー脱毛器にして下さい。
価格の安さに誘惑されて変な脱毛器を使うくらいなら脱毛しない方が良いです。
家庭用脱毛器の埋没毛の効果って?
あくまでも高性能の家庭用脱毛器を使っていることが前提ですが、
脱毛器を使い続けると埋没毛がケアされることがあります。
また、家庭用脱毛器の主流であるフラッシュ脱毛器は、
美肌効果のあるIPLという光を使っているので、
逆に埋没毛をケアしてくれるのです。
ただ、脱毛した後、冷却や保湿をしてアフターケアしなければ、
お肌を傷つけ逆に埋没毛を起こしてしまう可能性もゼロではありません。
また、家庭用脱毛器や脱毛サロンで使われているフラッシュ脱毛器は出力が弱く、
人によってはかなり回数を増やさないと埋没毛が薄くならないケースもあります。
1~3回の照射でケアされる人や8回くらいの照射でようやくケアされる人もいます。
お肌の状態や効果には個人差があるので仕方ありません。
脱毛器を使用しながら早く埋没毛を綺麗にしたいのなら、
クリニックの医療レーザー脱毛を受けるのが良いと思います。
医療レーザー脱毛は料金が高くなり痛みも強くなりますが、
脱毛効果も高く1回の脱毛で埋没毛が綺麗になる人もいます。
脱毛出来ない埋没毛もある
残念がら全ての埋没毛に脱毛できるわけではありません。
冒頭でもお話したように埋没毛を放置しておくと色素沈着や毛嚢炎になるケースもあります。
そこまでなると埋没毛ではなくすでに肌トラブルを起こしている状態なので、
皮膚科にいって治療しなければいけないレベルです。
また、極稀なケースで全身広範囲に渡って、
埋没毛が出来ていてかなり色が濃くなっている人も照射できません。
無理に照射すると様々な肌トラブルを引き起こしてしまいます。
しかし、そうした人もほとんどいなく、もしいたとしても脱毛どころではありませんから、
皮膚科に行って治療していると思います。
ほとんどの方は当てはまりません。
埋没毛のケア
埋没毛の99%はムダ毛の自己処理が原因ですから、
最も効果的な予防は自己処理を止める事です。
そして自己処理を止めるためには脱毛するしかありません。
フラッシュ脱毛器で使いムダ毛処理を止める
まずはフラッシュ脱毛器(レーザー脱毛器でも良い)を使ってしっかりと照射しましょう。
性能の悪い安い家庭用脱毛器ではダメですが、
良い脱毛器を使えば綺麗にムダ毛がケアされます。
少なくても脱毛サロンと同等のケアが出来ます。
また、良い脱毛器でしっかりと照射すれば埋没毛もケアされるようになります。
しかも家庭用脱毛器は脱毛サロンに比べ脱毛期間が短く、
脱毛サロンで全身脱毛するのに3年はかかりますが、
家庭用脱毛器なら1年~1年半で終わらせる事が可能です。
まずは照射してムダ毛の自己処理を極力しないようにしましょう。
保湿を丁寧におこなう
お肌が乾燥したり、お肌を傷つけたりするとお肌のターンオーバーが乱れ、
古い角質が貯まり埋没毛になりやすくなります。
それを防ぐためには化粧水・クリームなどで保湿を丁寧に行う事です。
脱毛前や脱毛後はもちろん、毎日の保湿は欠かせません。
スキンケアさえしっかりとしていればそこまで酷い埋没毛になることはないはずです。
出来るだけ電気シェーバーを使う
家庭用脱毛器や脱毛サロンは永久脱毛出来ませんから、
全く自己処理が必要なくなるわけではありません。
数カ月に1度くらいはムダ毛の自己処理が必要になることもあります。
ムダ毛の自己処理は行う場合はカミソリではなく、電気シェーバーを使って下さい。
電気シェーバーは刃をお肌に直接当てない為、負担がもっと少ないのです。
通常のカミソリよりは綺麗に剃れませんが、照射し終わった後は
カミソリが必要なほどのムダ毛は生えず、
本当の細い産毛だけですから電気シェーバーで十分です。
ただ、まだ照射していなくて頻繁に電気シェーバを使う方は1ヵ月に1度は刃を交換して下さい。
同じ刃を使い続けていると菌が繁殖し毛穴に浸食する可能性もあります。
(刃の交換頻度はメーカーによって異なる)
ピーリング石鹸やボディスクラブも有効
埋没毛を解消するには脱毛が最も良いのですが、金銭的な事情で脱毛出来ない方もいます。
最も安い家庭用脱毛でも性能の良い脱毛器なら7万円はします。
お金がなくて脱毛出来ない方は、ピーリング石鹸やボディスクラブを使うと良いでしょう。
ボディスクラブを使い続けるとお肌を柔らかくし角質を少しずつ剥がしてくれるので
自然と埋まっている毛を出してくれ、
ピーリング石鹸はお肌を滑らかにして毛穴の汚れと埋もれた毛を出してくれます。
どちらが良いのかは相性があるので言えませんが、自分で使って見てしっくりくる方を使って下さい。
時間はかかりますが、使い続ければお肌が良い状態になるはずです。
自然と埋没毛が解消されることもある
埋没毛を解消するには脱毛が最も効果的ですが、
埋没毛の出来始めはとりあえず様子を見ても良いと思います。
基本的に埋没毛はお肌のターンオーバーを繰り返していくと
自然と皮膚の中から出てくることがあります。
お肌はおよそ28日周期で新陳代謝行っているので、
約1ヶ月~2ヶ月後に新しい皮膚に入れ替わったと当時に綺麗になるケースも多々あります。
ここで問題となるとは埋没毛を毛抜きやカミソリで無理やり抜こうとすることです。
カミソリや毛抜きを使う事で毛穴に雑菌が入り赤く炎症を起こしたり、
毛嚢炎になったり、色素沈着の原因になったりします。
黒いボツボツができるので気になるかも知れませんが無理に抜こうとしてはいけません。
酷い肌トラブルを引き起こしてしまいます。
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