家庭用脱毛器で白髪の脱毛はできるの?
まず結論から言うと、家庭用脱毛器では白髪の脱毛は出来ません。
当サイトをご覧の方や脱毛について知識がある方ならご存知だと思いますが、
フラッシュ脱毛器やレーザー脱毛器は毛の黒いメラニン色素に光が反応し、
毛細細胞に熱を与えて破壊します。
しかし、白髪はその名の通り毛が白いので光が反応できないのです。
ですから、家庭用脱毛器に限らず、脱毛サロンでもクリニックでも通常の脱毛器では白髪の脱毛できません。
どうすれば白髪の脱毛ができるのか?
通常の脱毛器では白髪は脱毛できませんが白髪でも脱毛出来る方法はあります。
具体的には以下の2点です。
●電気針脱毛(ニードル脱毛・絶縁針脱毛)
●蓄熱式脱毛(ハイパースキン脱毛・バルジ式脱毛・SHR式)
電気針脱毛
電気針脱毛とは、毛穴に特殊な針を刺しそこに電流を流すことで毛細細胞を破格する方法です。
クリニックでは絶縁針脱毛、サロンではニードル脱毛と言われております。
この方法なら、メラニン色素に関係なくどのような毛でも脱毛出来ます。
レーザー脱毛やフラッシュ脱毛が普及する前は、全て電気針で脱毛していました。
しかし、電気針脱毛は確実に毛を生やさない事はできますが、
痛みが強く時間もお金もかかります。
また、特殊な技術が必要でクリニックでもサロンでもできないところも多く、
サロンの電気針脱毛は安全性と言う意味で微妙なところもあります。
脱毛サロンのニードル脱毛は、
ブレンド法という針を通じて高周波の電気と電気分解反応を行い毛穴の焼く方法ですが、
クリニックと違い麻酔が使えないため痛みも強く効果も弱いです。
クリニックなら肌トラブルがあればその場で対処できますが、
サロンは医療機関ではありませんので治療は出来ません。
もし電気針脱毛をするならクリニックに行ってカウンセリングを受ける事をお勧めします。
蓄熱式脱毛
蓄熱式脱毛は、毛包にある発毛の司令塔であるとされる
「バルジ領域」に直接熱を与える事で発毛を防ぐ方法です。
クリニックでは蓄熱式脱毛とよばれ、
サロンではハイパースキン脱毛・バルジ式脱毛・SHR式脱毛と呼ばれています。
従来のフラッシュ脱毛器やレーザー脱毛のように毛のメラニン色素に熱を与えるのではなく、
直接バルジ領域に熱を与えるので毛質に関係なく脱毛することが出来ます。
メリットとしては、
●白髪でも脱毛出来る
●お肌への負担が少ない
●毛周期に関係なく脱毛できる
●痛みが少ない
などがあります。
対してデメリットとしては、
●フラッシュやレーザー脱毛と比べ脱毛効果が微妙
●脱毛回数が多い
●料金が通常の脱毛より高いところがある
などです。
電気針脱毛と比べお肌への負担が少なく、一般的に行われている脱毛ですので、
白髪を脱毛したい方は一度検討しても良いかもしれません。
しかし、脱毛サロンの場合、脱毛効果が弱く白髪の脱毛効果を保証していないところもあり、
本気で白髪の脱毛をしたいならまずはクリニックに行くのがおすすめです。
クリニックでは、ソプラノやメディオスターNeXTという機種の
レーザー脱毛機が蓄熱式脱毛出来ます。
参考までに紹介しておきます。
- レヴィーガクリニック→メディオスターNeXT
- 湘南美容外科クリニック(メンズ)→メディオスターNeXT
- リゼクリニック→メディオスターNeXT
- ゴリラクリニック(メンズ)→メディオスターNeXT
- レジーナクリニック→ソプラノ
- レヴィーガクリニック→ソプラノ
因みに家庭用脱毛器でもNeed(ニード)というバルジ式脱毛器が発売されていますが、
価格が約20万円もするのでクリニックで脱毛したほうが確実です
毛抜きや除毛グッズでの白髪処理はNG
ここまで読んでもらえたら白髪の脱毛は面倒だと理解できたと思います。
しかし、だからといって毛抜きや脱毛ワックス、
除毛クリームなどお肌に刺激が強い物を使うのはおすすめしません。
それらの物はお肌に刺激が強い上、使い続けるとお肌へのダメージが蓄積され、
シミや肌荒れ、毛嚢炎などの肌トラブルを引き越す原因にもなります。
白髪処理するなら基本は電気シェーバーで、どうしても上手く剃れないケースに限り、
カミソリを使うくらいで良いと思います。
カミソリもお肌への負担はありますが、丁寧に使えば除毛グッズよりお肌のダメージを軽減出来ます。
しかし白髪の量が多く頻繁に自己処理をしている人はお肌の事を考えると
一度脱毛を検討しても良いと思います。
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